「就職先の業績」を見る重要性とは?
ここでは、「就職先の業績」を見る重要性について、解説していきます。
就活生であれば、誰しもが意識する必要があることなので、ぜひこの機会に読んでみてください。

そもそも就職活動で意識すべきことはなんでしょうか?
学生が着目しがちなのは、SPI対策であったり、面接であったり、履歴書に書けるような資格(TOEICや法律系資格など)を取ることであったり、そのようなものが多いと思います。
一方で、就職先の候補となる企業の業績を見ることは、それほど意識されません。
当然、企業分析が必要であることは、どの学生も知っているはずです。
しかし、どうしても面接対策などに目が行きがちで、企業分析が疎かになったり、あるいは、「企業分析のやり方が分からない」という学生も多いはずです。
面接対策やSPI対策など。これらは、自分の行きたい企業にいくための「手段」に過ぎません。
本当に大事なのは、自分がやりたいことと企業内容とのマッチングや、企業の会社としての伸びしろや体質・風土などであり、この本質に目を向けられていない人が多くいます。
就職先には、何年・何十年と身を置きます。
また、仕事をする時間は、人生の大半を占めることになります。
つまり、人生の多くの時間を使う環境が職場であり、仕事であるので、業界研究や企業の中身を詳しく見て、就職先を選ぶことが圧倒的に重要なのです。

会社の業績は、自身の収入や待遇に大きく影響します。
例えば、今後成長していく会社に入社できれば、収入も上がりやすくなります。
一方で、業績が落ちていく会社に入社してしまうと、収入が減る恐れがありますし、ボーナスもなくなる可能性があります。
最悪の場合、業績が悪化して会社が無くなってしまうと、自分も職を失うわけですから、業績を見る重要度が高いのは言うまでもありません。
また、会社の業績と会社内の雰囲気などは、比例する傾向にあります。
業績(売上や利益)が年々良くなっている会社というのは、企業内の雰囲気や待遇がいい傾向にあります。
逆に業績が悪くなっている会社には、何かしらの理由があるはずです。
例えば、社長の権力が強く、社員がついていけていなかったり、パワハラなどで優秀な社員がすぐに辞めてしまうなどがあります。
(一例を挙げると、建設系の上場企業で、30年ほど前は業界でトップ10~15ほどに入る企業がありました。しかし、その会社の社長は世襲でパワハラなどが横行していたため、優秀な社員から抜けていくことが頻発していました。その結果、業績は年々下がり続け、現在は業界で40~50位ほどの会社にまで落ちてしまいました。)
このように、会社の業績の良い・悪いには必ず原因があり、その原因が社内の風土によるものの場合が多くあり、業績と会社の雰囲気はある程度比例します。
ですから、業績が良い、もしくは成長していきそうな会社であれば、社内の雰囲気が良く、働きやすい環境が整っている可能性が高いといえます。
そのようなを企業を選ぶことで、入社後もストレスが少なく、働きやすい環境で仕事をすることができます。
これらの理由から、このサイトでは「企業の業績」に着目しています。

じゃあ、企業の中身を見るってどうやればいいの?という疑問があると思いますが、この部分をこのサイトで分かりやすく解説しています。
就活をする中で、ステップ別に分けると、
自己分析⇒業界研究⇒企業説明会などに参加⇒企業選び⇒応募⇒試験・面接⇒内定
このような流れになると思います。
このサイトでは、この中の「業界研究」と「企業選び」について、詳しく取り上げています。
この2つに関しては、このサイトだけを見ておけば問題ない!所まで作り上げています。
(逆に面接などのテクニックについては、一切触れておりませんので、学校のキャリアセンターなどをご活用ください。)
ぜひ、様々な視点から業績分析をしてみましょう!

